こんにちは。ROCKSの澤村 英希です。
トレーニングに関する海外を中心とした研究論文と、ROCKS会員様の実データをエビデンスとしたブログを発信しています。少し長くなりますがご覧ください。
パーソナルジム(フィットネスクラブ)には、毎年決まった「波」があります。
1月は新年の決意で入会が急増します。「今年こそ痩せる」「今年こそ鍛える」。
世界中のジムで年間入会者の約12%が1月に集中し、入会数は通常月の25〜30%増になるというデータがあります(Gym Membership Statistics, 2026)。
ところが2月に入ると、その熱は急速に冷めていきます。新年の決意で入会した方の約14%が1月中に退会し、半数は6か月以内に辞めるという統計もあります。そして2月、3月は閑散期。ジムは静かになります。
寒いと外に出るのが億劫になりますし、厚着をしていれば体型も隠れる。今すぐ変わらなくても困らない。人間はそういう生き物です。
しかし、春になると空気が変わります。
春から初夏にかけてジムの入会が増え始めるのは、世界共通の現象です。フィットネス業界では4〜5月を「スプリングサージ(春の急増)」と呼び、夏に向けて体を絞りたいという動機で入会者が増加します(GymMaster, 2025)。
なぜこの時期に人は動き出すのか。暖かくなり、コートを脱ぎ、薄着になる。腕が出る、首元が見える、体のラインがごまかせなくなる。
そして鏡を見て、ふと気づくのです。「やばい」と。
冬の間は厚着でごまかせていた現実が、春になると目の前に突きつけられる。「このまま夏を迎えるわけにはいかない」。と焦り始めます。そしてこの焦りが、人をジムに向かわせる。
わたしは、この「焦り」をネガティブなものだとは思いません。
むしろ、焦りは行動のエンジンです。
人間の行動原理として、「今の状態をもっと良くしたい」というプラスの動機よりも、「この状態から抜け出したい」というマイナスをゼロにしたいという動機の方が、はるかに強く作用します。
わたし自身がそうでした。37歳で禁煙して急激に太り、お腹は臨月のように膨らみ、会う人全員に「太ったね」「デブになったね」と言われるようになった。
玄関の鏡に映った自分を見て、思わず「ダサっ」と声が出ました。
「さすがにやばい」「本気で恥ずかしい」
この感情が、わたしの筋トレ人生の出発点になりました。
それ以前にも、細マッチョになりたいとジムに入会したことは何度もあります。しかし、普通の状態からプラスを目指すモチベーションでは、毎回続きませんでした。幽霊会員になり、退会する。その繰り返しでした。
ところが、臨月のような腹を抱えて「さすがにやばい」と思ったときは違いました。マイナスの状態をゼロに戻したいという切迫感が、行動を止めさせなかった。
ネガティブな感情こそ、人を動かす最大の原動力になるのです。
春に薄着になって鏡を見て「やばい」と感じたその瞬間。それは、かつてのわたしと同じです。その感情は、変わるための最高の燃料です。
焦りが生まれているということは、「変わりたい」という気持ちが芽生えているということ。
その気持ちが消えないうちに、一歩を踏み出してほしいのです。
先送りすれば、気持ちは必ず冷めます。また来年の春に同じことを繰り返すだけです。
ROCKSの会員様の実績では、3〜4か月の継続で見た目に明確な変化が現れます。今始めれば、夏には間に合います。
もうすぐ桜の季節です。
毎年、桜は決まった時期に咲きます。誰に言われるでもなく、冬の間に静かに準備を続けて、春になったら一気に花を開かせる。
体作りも同じです。始めた日から体の内側では変化が始まっています。そしてある日、鏡の前で気づくのです。
変わっている、と。
桜が咲いたら、次はあなたが咲く番です。
ROCKSは最高の花を咲かせることができます。
お問い合わせお待ちしております。
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【参考文献】
・Gym Membership Statistics (2026). Seasonal enrollment trends: January peak, spring surge, summer decline.
・GymMaster (2025). “Gym Usage and Attendance Statistics: Insights and Trends.” Spring attendance peak as people prepare for summer.
・Wodify (2025). “Behind the Numbers: How Gym Membership Trends Shift Throughout the Year.” January peak acquisition, November-December highest net loss.
