リバウンドを制する者が、ダイエットを制する

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こんにちは。パーソナルジムROCKS澤村英希です。

カウンセリングをしているとこんな意見をよく聞きます。

「脂肪を筋肉にしたい」
「筋肉が脂肪になってしまった」
「昔は筋肉が多かったのでその上に脂肪がついてしまったので脂肪が落ちない」

まず最初に、これらは誤解であると言うことを、はっきりさせておかなければいけません。

筋肉と脂肪は全く別物であり筋肉が脂肪になったり脂肪が筋肉になったりする事は1ミリもないと言うことです。

骨が筋肉になったり、血液が脂肪になったりしないと言うのは想像できますよね。

それと全く同じです。

筋肉と脂肪は別の組織あって、作られる過程も減少していく過程も全く別です。

トレーニングをして食事管理をしっかりすると、脂肪が減って筋肉が増えていきますが、感覚的に脂肪が筋肉に変わったように感じるので、誤解が生じてしまうのです。

この誤解は意外と多くの人が持っています。

これを理解した上で体作りをしていくとより効果的なものになると思います。

食べるものを変えることで、脂肪の量は減らすことができます。

脂肪を減らすと言う作業は食事内容が大きなウェイトを占めています。
大きなウエイトとは、90%以上という認識で結構です。

食事管理によって、脂肪を減らすと言う事は、同時に筋肉も減少していきます。

筋肉量が減少すると言う事は、基礎代謝が減少します。

基礎代謝と言うのは人間が何も活動しなくても消費するカロリーのことです。
生きていく上での必要最低限のエネルギーと言うものです。

脂肪が減少しても基礎代謝は減少しますが、筋肉が減少すると基礎代謝は大きく減少します。

1kgあたりの基礎代謝量は脂肪より筋肉の方が圧倒的に大きいのです。

がんばって食事制限をして体重を落としたとしても、脂肪と同時に筋肉を失うと言う事は、基礎代謝が減少して太りやすい体を作っていると言うことになります。

これがダイエットをするとリバウンドをすると言われる所以です。

では、脂肪だけ減らして筋肉を増やすにはどうしたら良いのか。

それは、

「負荷をかけたトレーニングを行って、タンパク質をたくさん取る。」

と言うことが必要になります。

筋肉を作るには、筋肉に一定の負荷をかけることで筋繊維に刺激を与え、その刺激を回復させるための栄養素としてタンパク質がたくさん必要になります。

トレーニングの負荷が軽すぎても筋肉に充分刺激を与えられません。また、タンパク質が少なくても筋肉に栄養を与えることができません。

筋肉には正しく負荷をかけてあげて、それを十分に回復させてあげたときに初めて筋肉は強くなっていくのです。

この、筋肉が強くなっていくことを「超回復」といいます。
同じトレーニングではダメージを負わないように強い筋肉になっていくのです。

トレーニングだけ行っても、タンパク質だけとっても、筋肉は作られません。

リバウンドしにくい体を作るには、ダイエットしながら筋肉を作っていかなければなりません。

それには、タンパク質摂取を中心とした食事制限を行い、負荷のかかるトレーニングをすることが必須条件になるのです。

これを適切に行えば、絶食するような無理なダイエットをすることなく脂肪を減らして筋肉をつけることができます。

それでも、ダイエットをして目標体重に達した後、高炭水化物、高脂質でタンパク質の少ない食事をしてしまえば、あっという間に脂肪が増えていきます。

筋肉をつけたからといって、全くリバウンドしない体になると言うわけではありません。

炭水化物や脂質の多い食事は、脂肪をつけるための食事ですので、そういった食事をしていてはあっという間にたくさんの脂肪がつきます。

それでも、ジャンクフードや揚げ物や甘いものが好きだから、ダイエットが終わったら食べたいものを食べたいだけ食べたい言う方もいらっしゃいます。

自分で口にした食べ物での内容で、未来の自分の姿は大きく変わってきます。

人間と言うのは、未来の肥満になる可能性のある自分より、今現在のジャンクフードなどを食べて得られる幸福感を大切にしてしまいます。

行動経済学では、将来の自分の価値は、今現在までの時間分だけ価値が割り引かれるという研究がされています。

将来肥満にならないという価値より、目先の利益に高い価値を感じてしまう「現在バイアス」が強く働いてしまうと言うことです。

この現在バイアスが強いと、未来から現在までの時間割引率も高くなってしまいます。

未来の自分の脂肪は、現在の自分が食べたものから作られるという認識をもって、ダイエットの後リバウンドをしないためには、時間割引率を低くしなければなりません。

目標体重まで体重を減らしたら、それを維持していくためには、時間割引率の低い行動が大切です。

具体的にどのような行動を取ったら良いのか。

ダイエットが成功したのであれば、体重の減らし方はわかると思います。

体重を減らさずに維持するためには、高タンパク質の食事という基本は守らなければ行けません。

その基本を守った上で、炭水化物の量を調整して行けばいいわけです。

ダイエット中に我慢していたものも、たまには食べたらいいと思います。

ハンバーガーやラーメンなどのジャンクフードやケーキやお菓子などを日常的に食べるのではなく、週一回や2回など頻度を決めて食べていけば時間割引率も低くなり、昔みたいに体にたくさん脂肪がつくなんて事はありません。

また、高タンパク質の食事をしていれば炭水化物や脂質を食べ過ぎる事も少なくなります。

気がついたらリバウンドしていたなんてことになる前に、たまには体重計に乗ったり鏡を見たりして現状認識することも時間割引率を低くするためには必要です。

そして、体重を維持していくにはトレーニングを継続することも重要になります。

トレーニングをしなければ筋肉はどんどん減少していきます。

サルコペニアと言って、40代以降は年間1%ずつ筋肉が減少していきます。

トレーニングを止めてしまうと言う事は、リバウンドしやすい体を自ら作っていると言うことです。

トレーニングの継続もリバウンドしないために必要になってきます。

ダイエットが成功したなら、栄養学の知識やトレーニングのスキルは、ある程度ついているはずです。

ダイエット前の自分にわざわざ戻る必要はありません。

トレーニングを継続しながら食事内容の基本を守る。

これこそがリバウンドをしない唯一の方法です。

つまり、

「リバウンドを制するものがダイエットを制する」

パーソナルジムROCKSでは、ダイエットを効果的に成功させる食事内容やトレーニングの指導を行った後、ダイエットが一過性のものにならないよう、目標達成後にどう維持していくかということを指導しております。

せっかくパーソナルジムに通うなら、サステイナブルなものにしたいですよね。

ROCKSの食事指導に関しては、過度な糖質制限をすることなく高タンパクしつの食事をとり、食べるものを変えて、食べながら痩せていく指導しています。

会員の皆さまからは、意外とたくさん食べれると言う意見をいただいております。

パーソナルジムROCKSでは、脂肪を減らして筋肉をつける。
そしてそれをサステイナブルなものにする。
ということを実現するためのパーソナルジムです。

こういったスキルの習得は一生に1度は身に付けなければならない必須の資格のようなものです。

そしてその資格は生涯にわたる健康の資産になると確信しています。

愛知県東海市にあるパーソナルジムROCKSでダイエット始めてみませんか。

そしてそれがあなたにとっての人生最後のダイエットにしてもらうことを願っています。

お気軽にお問い合わせください。


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