こんにちは。パーソナルジムROCKS代表、澤村英希です。
前回はプロテインは飲んだ方が良いのかと言うことについて書きました。
その中でヒトが生命を維持するには、体重× 1グラムのタンパク質量が必要ですが、一度に吸収できる摂取量には限界があるということを言いました。
タンパク質を効率よく消化するには、一度に20から30グラムと言われています。
そしてタンパク質を消化・吸収するには3時間かかります。
3時間以上あけて数回に分けてタンパク質を摂取するというのが正しい摂取方法になります。
つまり、体重50キロの人が1日に50グラムのタンパク質を摂取するためには、朝昼晩の3食全てタンパク質を摂取する必要がある訳です。
現代の食生活では、これは結構大変です。
意識的に肉や魚、卵や大豆などを取らないと間違いなくタンパク質は不足します。
そこで登場するのが、プロテインになります。
そして今回は、プロテインは何を飲めば良いのかという質問ですが、
答えは、
「何でもよい」です。
味や値段など様々ですが、こう言ってしまうと各メーカーからクレームが来そうですが、栄養の内容に特に大きな違いはありません。
特定のプロテインを飲んだから筋肉の付きが良かったという話は聞いたことがありませんし、健康に害があったという話も聞いたことがありません。
なので何でもよいのです。
こう言ってしまうと逆に迷ってしまうと思いますので、何を選べばよいかと言いますと、
「安くておいしいホエイプロテイン」を選んでください。
牛乳が原料のホエイというのがプロテインでは一般的で種類も圧倒的に多いです。
ですので、必然的に安価になります。
私が飲んでいるのは、エクスプロージョンのカフェオレ味とマイプロテインのナチュラルチョコレート味です。
いろいろなフレーバーを試しましたが、私はチョコ系が好きだということがわかり、チョコレート系ばかり飲んでいます。
フレーバーに関しては、はっきり好みがわかれますので、チョコレート系なのかバナナ系なのか、はたまた柑橘系なのか抹茶系なのか、いろいろ試してもらえばいいと思います。
コンビニにSAVASのプロテインドリンクが売っているので、自身が好きで継続できる傾向を確認したらよいと思います。
一昔前は、プロテインといえば味がなくてバリウムみたいなまずい飲み物でしたが、今は本当にたくさんのおいしい味があります。
プロテインは一過性で飲むものでは無いので、美味しくて飽きない味を見つけると言うことが重要です。
そしてずっと継続していくものなので、安いものを選ぶべきです。
いろいろなメーカーから様々な値段のものが出ていますが、そこまで大きく成分は変わらないです。
値段の高いものはタンパク質含有量が高かったり糖質の量が少なかったりと言うものですが、高いものを飲んだからといってより筋肉がついたりよりダイエットしたりと言う事はありません。
ですので安価なものを選んだ方がいいです。
最近はプロテインの値段もどんどん高くなってきています。
私がリサーチしたときには上記の2つのメーカーが最も安かったですが、常に調査しているわけではないので、もっと安価なものもあるかもしれません。
もちろん、味を最優先にするのであれば、値段が高くてもそちらにするべきでしょう。
ホエイプロテインを飲んでお腹を下してしまう人もいます。
それはプロテインに含まれる乳糖の消化が苦手と言うのが原因です。
そういう方は少し高価にはなりますが、WPI言うホエイプロテインを選ぶと乳糖の割合が少ないので、お腹を下しにくくなるはずです。
ホエイプロテイン以外にソイプロテインやカゼインプロテインという種類もあります。
ホエイやガゼインは牛乳が原料となっていますが、ソイプロテインは大豆が原料となっています。
ソイプロテインはダイエットに良いと言うイメージがあり、女性の方に人気なようですが、特に痩せやすいわけではないですし、粉っぽくて私は好きではありません。
味や値段などで継続性を重視するのであれば選択肢から外れます。
ガゼインプロテインの特徴は、吸収が緩やなところですが、ホエイに比べて値段が高いので、特にこだわりがなければホエイプロテインを飲めば良いです。
プロテインを飲むと言う事は、タンパク質を補給すると言うことです。
プロテインは必ずしもマッチョが飲む飲み物ではなく、人間にとって必要な栄養素を「楽に」「低カロリーに」「食品より早く吸収するために」摂取するというメリットがあります。
ホエイプロテインの原料は牛乳ですが、甘味料など加工されているので、プロテインは自然なものではないと言う抵抗感もある人もいると思います。
プロテインは飲んだ方が良いと言いましたが、もちろん食品からタンパク質をしっかり取れればそれで全く問題ありません。
現代の食生活ではどうしてもタンパク質は不足してしまうので、手軽にタンパク質を補給できると言うことで補助的にプロテインを活用したら良いのではないかと言うことです。
毎食お肉や魚などを食べるのがしんどいと言う方、トレーニングなどをしていてたくさんタンパク質が必要な方などは、必須ではないでしょうか。
ちなみに、私は普段はプロテインを飲みますが、減量末期になると、お腹を満たすために食品を食べて、とにかく咀嚼回数を増やしたいのでプロテインは飲んでいません。
自身のライフスタイルに合わせてプロテインをうまく活用してQOLを上げていってください。
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